【常総市商工会×グループホームさくら×きぬ看護専門学校×水海道さくら病院】
10月23日(日)晴天
常総市商工会が中心となり、数年前から子供たちを対象として職業体験『ぎょうかいウォッチ』を開催。今回は、その商工会青年部の方からお誘いがあり、あすなろの里で行われた秋まつりの中で開催された職業体験『ぎょうかいウォッチ』に、市内にある『グループホームさくら』さんとともに医療福祉ブースとして構え参加してきました。
当院からは、看護師2名と事務2名が参加し、同市内のきぬ看護専門学校の1年生5名もボランティアとしてこのブースに参加いただきました。内容としては、「聴診器体験」と「人体模型パズルをつくってみよう」という二つの企画を用意しました。
日中は日差しも強く、暑いぐらいの気温の中、100名以上の家族連れがわれらのブースに立ち寄ってくださりました。
「聴診器体験」では、当院の看護師が優しく声をかけながらやり方の説明やお手伝いをし、園児や小学生の子供たちがじっと耳を澄ませてパパママの心臓の音を聴いていたり、ニコニコしながら自分のお腹の音を聴いていたり。お父さんお母さんたちは、お腹の中にいたときに聴いたかもしれないわが子の心臓の音を聴き、「すごくよく聴こえるよ」と子供に微笑みながら話しかけている場面など、いろいろな光景を見ることができ、ご家族で穏やかな時間を過ごせてもらえたように思います。
「人体模型パズルをつくってみよう」では、おもちゃの人体模型に臓器などはめていく立体パズルで、サイズ感はかわいいものの見た目は結構リアルな模型を子供たちは夢中になってはめていっていました。パズルが完成したときに、子供たちがボランティアの学生さんと一緒に喜んでいる姿が何とも微笑ましかったです。
参加した当院の看護師は、「病院から外に出ることで、患者さんだけではなく地域の人と関わる時間をとれたのはすごく新鮮で、とても良い経験ができた」という意見や、学生さんからは「子供が好きで、こんな形で子供たちと関われてとても楽しかったです」という意見も聞かれて、素直に楽しいと思えるボランティア活動であったようです。
「未来ある子供たちにとって、この体験を通して医療が少しでも身近に感じてもらい将来の職業として選択肢のひとつになれば良いと思う。地域に住まう方々にとって、さくら病院が自分たちの地域にあることで安心して生活を送られる、そんな風に思ってもらうきっかけになれば良い」
そんな思いで参加させていただきましたが、こちら側も得るものが多く、地域の皆さんと共に楽しくより良い時間を過ごさせていただきました。
今回、このような機会を作っていただいた商工会の皆様、引き合わせていただいたグループホームさくらさん、本当にありがとうございました!
来年もぜひご一緒できたらと思います!どうぞよろしくお願いします。
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