10月28日 13:00~13:40
「嚥下調整食」についてみんなで勉強会を行いました。
10/24(月)、10/28(金)の2日に分けて同じ内容を実施し、本日はその2日目が開催されました。企画は、栄養科主任である管理栄養士斎藤さんです。
当院は高齢者に多い疾患である誤嚥性肺炎に注目しており、この疾患に対するより良い医療サービス提供について、日々検討を進めています。その一つの試みとして、嚥下や嚥下調整食についての正しい知識をみんなで身に着けようと、企画してくださいました。
講師として、株式会社ニュートリー営業部の菅原様に来院いただきました。本来90分近くかかるボリュームの熱い講義をギュッとまとめていただき、ご指導いただきました。
看護師や看護助手を中心に、医師やリハビリ職、事務員と幅広い職種のメンバーが、忙しい業務の合間を縫って、2日で延50名弱が参加となりました。参加してくださった職員のみなさま、ありがとうございます!
講師を務めてくださった株式会社ニュートリーの菅原さん、濃い内容と素敵な声で、大変勉強になりました。ありがとうございました!
10/28の参加者は総勢20名強。病棟だけではなく色々な職種の皆さんにお集まりいただきました。ご参加のみなさま、おつかれさまでした!
内容としては、嚥下のメカニズムや不顕性誤嚥の説明から始まり、嚥下調整食学会分類を飲み物と食べ物にわけてしっかりご説明いただきました。
特におもしろかった点は、この分類に合わせてとろみをつけた飲み物や食べ物を、みんなで試食しながら勉強できた点です。「とろみがつき過ぎるとおいしくないね」とか「これはけっこういけるね」なんて会話をしながら、目と耳と舌、五感をフル活用して楽しく学ぶことができました。あっという間の40分間でした。
みんなで試食タイム!
2種類の硬さのおかゆと、鶏肉です!
STさんPTさんが説明しながら配ってくださいました。「とろみ入りお茶をどうぞ!」
ここで、とろみをつけすぎたお茶が登場。なんと、逆さまにしても落ちません!とろみ剤は正しく使わないと大変ですね。
「これは、飲みづらい!」と、事務長も思わず苦笑い。
先述の通り、当院で「摂食嚥下評価入院」の受入を行っております。嚥下機能の評価と指導を1泊2日で行っております。
ご興味のある方は、まずはお気軽にお問い合わせください。
Comments